1330．デッドフード

「デッド寿司」を知った記念杯
最も牙を向いたら怖そうな日本食選手権






「デッド梅干」


人間の口に入り込み窒息＋酸味地獄に陥らせ
全ての水分は空になり人々の味覚は確実に破壊される
見てる視聴者も口の中ベッチャベチャになること間違い無し




「デッド煎餅」


超堅焼きが攻めてくる
殴られる、口の中を蹂躙される、なんか角っぽいとこでやられる
齧った途端に破片が刺さる超刺突的な攻撃力を持つ




「デッドたらこ」

過去に一世を風靡したあいつらが帰ってくる
赤い兵士たちは人類の街を赤く染め始めるのだ
さあ、君はあの洗脳BGMを振り払うことが出来るかな？　　　ﾀｰﾗｺｰ ﾀｰﾗｺｰ ﾀｰｯﾌﾟﾘｰ ﾀｰﾗｺｰ




「デッド納豆」

ネチャネチャと発酵の悪夢が襲い掛かる
奴らの出す糸は人々を縛りつけ、あの異様な触感と強烈な異臭で包み殺すのだ
五感全てがイヤになる衝撃映画ここにあり




「デッド味噌」

恐怖の映画「デッド納豆」からのスピンオフ
強烈な匂いは鳴りを潜めたがその代わりに重圧を手に入れたデッド味噌
はた目で見たら視覚的に汚いこの戦いを制することは出来るのか







「デッド納豆」が暫定で最強だと思います。
"食べるにはいいけど素手で触りたくない食べ物"ではNo.1じゃないだろうか。
アゴについた、ってだけでもなんかヤですし。

￥e

1329．白目

（白目）ってどういう表情なんだよ



たまにTwitterとかで出てくるんですが「○○でした（白目）」
なんかげんなりした時に使われてるっぽいのですがなんかよく分からない。
たぶん"焦点が合わない"みたいな感じで使われてるんでしょうが、
いまいち分かりづらい。なんかモヤモヤする。
気絶してるさまを表してたりするんでしょうがもうちょっと何かあったんじゃなかろうか。
というか意図的に白目が出来る人とかプロレスの永田さんしか知らないです。


もうちょっとネットの用語というか伝わりやすく変えてみてさ、
いっそもう「（レイプ目）」って書いちゃえよ。
ハイライトの無い目だったら俺が得しちゃうよ。
「ゴーストにバグが見つかりました（レイプ目）」とかだったらおおよそ想像つくよ。

ああでもレイプ目って言葉がちょっと過激すぎるか。
じゃあ（光を失った目）とかでどうだろう。詩的でいいんじゃなかろうか。
「トークが全然思いつかずに夜が明けました（光を失った目）」でどうよ。





311でも通常営業。


￥e

1328．big force

男であれば一度は「大型トラックに乗りたい」とか「ガンダムに乗りたい」とか
考えるらしいじゃないですか。




自分は絶対にイヤですね




いや、ガンダムをディスるとかそういうのは一切無いのですが
ようするに「自分が大きい力を操る」という状況に耐えられないのです。
なんかこう手に持つプレッシャーを抱えきれない。

自分の匙加減が盛大に影響を及ぼす、みたいなシチュエーションに耐えられない。
「ここでミスったら色々巻き込むんだよな･･･」とか考えるとなんかもう手が震えます。

車に乗りたくないのもおおよそそんな事情です。
大きい力を操るより身の丈に合った得物を振り回していたい。




魔王になってもたぶん封印されし力とは解かないと思う。
「そんなものに頼るより自分の極めた体術で滅ぼそうぜ！」とか言っちゃう。


￥e

1327．2t

「俺のパンチ力は（パンチングマシンで）2t、
　試合となったら2tトラックとの正面衝突だぜ、耐えられるか！？」


かなり前にマガジンで連載されてるボクシング漫画で出たこの表記、
連載当時はさらっと流してましたが今更ながらよく考えるとおかしいですね。



確か衝撃度って「速度x重さ」という式だったはず。

（某格闘漫画の2代目ヤクザなんかはそこに「×握力」なんて加えてましたが
　多分あんま関係ないと思うので今回は省きます）



例えば50kgの物体が時速40kmでぶつかったら
50x40＝2000＝2t　　とかそんな感じ。本来はもうちょっと複雑ですが。



で、これを踏まえて先ほどの2tトラックのくだり。
2tトラックで"2tの衝撃"を与えるとなるとすなわちあれなんですよね。



・2tトラックが時速1kmでぶつかる衝撃




これもうほぼ自分からぶつかっていってるようなものですよね。
そりゃ時速1kmでも2tトラックは怖いでしょうがイメージとしては伝わりづらい。
別の例えを出すとしてみたら
「人体(66kg)がそのままぶつかってくる(パンチの時速：30km/h)ようなもの」とか
こんなのだとどうだろう。





あとここまでやっといて計算が違ってたらなんかもう土下座物ですが。

￥e

1326．キャッチフレーズ

『希望者には、自主学習を
　とことん支援する強制補習』





とある電車のS鉄線の中にこういった予備校の広告があったのですが、
何でしょうね、この一文の中における盛大なる矛盾。


自主なのか強制なのか。


「やらせてください」で補習をイヤになるほど受けさせられる、なら
この文面も一応は通じますがでもこれは"自主"のほうな気がする。
本人が望んでない箇所もやる、みたいなことがあれば"強制"でいいんだろうか。
でもあくまでも"自主学習"と書いてあるため多分これでは無いだろう。


もう少し別の解釈するんであれば、
「やらせてください」って申し出れば教師がつきっきりで見張る、みたいな
そんな感じになるんだろうか。
勉強内容に特に口を出したりはしないけどもサボらないように教師は見回っている的な。
ただそれを"補習"というのかは不明ではある。



もう一つ、誤変換の可能性として「矯正補習」とかだったんじゃないかなあとも
ちょっとは考えてみてます。
ただまあこれでも「とことん支援する」の文脈にはちょっと合わない気がする。
矯正するんであれば"支援"の文字なんて入れずに「とことん矯正する」で十分なはず。






とりあえずこんな矛盾した予備校には入らないほうがいいだろう、って結論になりますね。



￥e