104．萌迦と"戦友"について

『紅萌迦がよく言っている"裏切り"は
　「同じ"組織"内で派遣されてきたメンバーに背中を撃たれた・斬られた」よりも
　「派遣先による罪のなすりつけや、敵もろとも殲滅を狙われる」の方を差すことが多い』

というのを思ったんだが矛盾するところとかあったかな。
なんか前にも一回書いた気もする。



上の論旨を当てはめると「"戦友"がいない？」に対して矛盾が出てくるかも知れないが

「文化祭の準備の時はそんなに仲良くないメンバーも集まって
　クラス一丸となって屋台を作るけど、文化祭が終わったらまた普段通りの関係」

そんな感じなのかも。
で、その"普段通りの関係"が変人同士なのであまり合わないと。

最も、萌迦自身が単独もしくは少人数での行動が多いために
その"クラス一丸"もあまり実感してないと。いや、頭の中では把握してるんだろうけど。
「自分は自分のやらなきゃならないことをやる」の方が大きい。



じゃあ「"組織"メンバーとは険悪じゃないんですね？」という質問があれば、
やっぱり同じ"組織"内でも水面下でイザコザみたいなものはある訳で。

"組織"内ランクを一気に駆け上がった萌迦は矢面に立たされることは多いと思う。
で、戦場のどさくさに紛れて失墜させてしまおうと考えるのもいる訳だ。
つまり「メンバーに背中を～」は０では無いという事になる。
一回でもそれが起これば今後は警戒する必要が出てくる。
もちろん全員がそれを企んではいないし情愛だの尊敬だの抱いてる人もいるだろう。
でも、その辺の話は萌迦にとっちゃもう面倒だから放り投げてあるんだろう。



で、一連の話の中で桔飴は論外で。
あれは平然と背中を斬ってくるし全部が終わった後も付きまとってくる。
ある意味で「裏表の無い存在」と言えなくもないけど。




何となくきっかけがあったのでつらつらと。

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