582．フラッシュバック

「白い粥に黄色い薬」

眠いが浅いと妙な夢を見る、というのはよくありますが
目を閉じてたらこんな光景がふと浮かんできました。



何かと思って寝床で思い返したら、ずいぶん昔に風邪引いた時に見た光景なんですよ。
風邪の時に食欲無いけど薬飲まなきゃみたいな感じの時に
スプーン一匙掬ってサラサラやられた記憶。

お粥が塩味で薬がまた妙な味で。
あの一口で風邪が悪化したんじゃないかと今思った。



そういえば就活してた時に巡った企業で
老人や病人向けの食料開発事業、みたいなのがあって
その中の話で
「末期の老人の食事はペースト状にしたものに薬をふりかけて食べさせる」というのがあって
「それではもはや食事じゃないですよね」みたいな風に企業の人が言ってて
どんな人でも食事を楽しませるように開発するのがうちらだ、みたいな。

条件が合わなかったんで行かなかったけどそういう記憶と混ざったんでしょう。




そんな強烈なトラウマ話。


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