279．卵殻膜

「切り傷、擦り傷には卵の殻の内側の膜を貼り付けると良い」


「ゴッドハンド輝」だったかでそんな話を聞いて以来、前々から気になってて
卵を割った時にちょうど切り傷を負う機会を得たために実行してみました。


最初はヌルヌルしてて扱いづらい（水洗いしても）ですが
一度患部に当てて乾かせば接着剤みたいなのを付けなくても剥がれないです。
むしろ締め付けてくるような感じ。指に巻きつけるとかしなくてもくっつきっぱなしです。
治療効果としては確かにいい感じかも知れません。
血を吸収してるというのは剥がしてみて確認出来ましたし、剥がす時も痛くない。
巷で言われる「美肌効果」は知ったこっちゃありませんが傷には最適。


でもぶっちゃけこれ一般家庭じゃ使いようが無いですよね。
「怪我をして」かつ「卵が割れてる」状態なんて料理中でもなきゃそうそうありませんし。
全く関係無いところで怪我をした時にわざわざ卵割る訳にもいかないですし。
保存する技術でもあればどうにかなるでしょうが。


というか怪我した原因がそもそも
「買ってきた卵のパックを開こうとしたら切り口でザクザク」だったので
ある意味で自作自演というか"身体で払ってもらう"というか。
箱入り娘にいちゃもんをつけて膜を無理矢理奪い去ったとも取られてしまいますが。


最初に「卵の膜貼り付けよう」って思った人誰なんでしょうね。


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