1095．朝は早い

絶望ハンバーグ工場の朝は早い



「好きで始めた仕事、って訳でもないんですけどね」

そう語る○○さん、この道6ヶ月のベテランである

「最初は本当にバタバタしていました」


○○さんの手によってハンバーグの形が見事に整えられていく

「毎日、割合も固さも違ってくる。だからこそ人の力でなくてはならないんです」

その素材は企業秘密だそうだ



今、一番の問題は後継者不足であるという。

「入ってきてもすぐにやめてしまう」

○○さんが入ってきたとき工場には30人程度がいたそうだが
今となっては全ての人がどこかへ行ってしまったと言う


「続けていけたらいいんですけどね」

ハンバーグをこねる手にも力が入る


「こんなんじゃダメだ」

○○さんはハンバーグを床にたたきつけた




○○さんは係員に連れていかれた


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6/23　17時

ありがとうございました


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