1573．歪ことわざ 4

あえて普通のことわざをものすごい曲解する







「仏作って魂入れず」


魂が入って人格を得たとしたらどうするつもりだろうか
それがしゃべったとしたら人間は果たしてそれに対応出来るだろうか
転じて「神格ある形をしたものにはあえて力を抜け」ということ





「出る杭は打たれる」


平均的云々より、突然杭が上昇してくるという現象にこそ疑問を抱くべきなのである
間違いなく下に何かいるはずである。それを調べもせずただ杭を叩くだけなのだ。
転じて「どんな問題であっても画一的に対処する様を表す」こと





「爪に火を灯す」


油や薪がもったいないというのではあれば木の枝を拾ってきて灯してはダメだったのだろうか
倹約にかこつけて実は何か中二的なことをやってただけではないだろうか
転じて「本当は妙なことやってみたかったことをケチと言い訳する」こと





「地獄で仏にあったよう」


よく考えてみてほしい。なぜ地獄に仏がいたのかということを。
微笑みの背後にあるその後ろの関係性を。
転じて「仏という救いの象徴にも実は裏の暗い繋がりはある」こと




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