1397．メディアの目的

広告の目的、ってのはようするに「選択肢の中に食い込む」ということだ







例えば車を買おう、ってなる。


広さはどうだ、速さはどうだ、燃費はどうだ、そんな多くの選択肢が浮かび上がる。

まずこの段階で広告の効果が出てくる。


よほど車マニアな人なら違うかも知れないが、一般の人は"最低限知ってる所"を選ぶ。
たとえばトヨタだとかマツダだとかそういったよく"広告を打ってる所"だ。
この時期に車のCMが出ればとりあえず注目するだろう。
そして「ここならよく見てるし大丈夫だろう」という思考を経て
とりあえず、でまずはそういった安全牌を選ぶだろう。
そこからもうちょっと深入りする事もあるだろうが、そこは今は別問題である。



そうやってまず広告をよく打ってる会社のパンフレットが並ぶ。
知名度が無い会社はまずそこで選択肢の中から外れていくわけだ。




なのでまあ一番広告の効果を得られるのは「単価が高いもの」だと思うのですよ。
例えば不動産とか車とかそれぐらいのよくある"一生に一度"ぐらいの。
「知ってるから大丈夫だろう」の比重はでかい。



逆に言うと菓子とか安いものだと効果は薄い（数でカバーするんでしょうが）
むしろ無難なものはスルーされる気もする。





とりあえず消極的に言うならこんな感じかな、みたいな。
どんな広告打ってもダメな時はダメですし、一点集中させて売れた例もある。
ようは運ですね。


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