1978．始発駅にて

どうしても座りたい時に前の奴がこれだったら絶望するランキング





3位　老人

2位　荷物がでかい


1位　スマホしか見てない





どうでしょうか。



まあ例えば新宿とかで小田急線に乗る時などはどうしても
座っておきたいじゃないですか。
ああいうのは座り損ねると1時間は立ちっぱなしでいなきゃならなくなりますし。


そんでもって電車のドアが開く瞬間、水面下でかなり競争になるじゃないですか。
誰も声には出さないけど椅子取りゲームが繰り広げられてるんですよ。



その時に前の人がこれだったらかなり絶望しませんか、というランキングです。


3位と2位はまあしゃあないと思う。
事情ってのはあるだろうし見た目で分かるから迂回もある程度出来る。

だが1位てめーはダメだ。
今その瞬間にスマホを見なきゃダメか。少しぐらい集中してくれないだろうか。
貴様には動く筋力もあるし軽快な足もある。
その視界はなぜ今この一瞬を捉えない。惜しくないのか貴様は。
その一瞬の甘美のために長い苦痛を背負うことに何故気付かない。
貴様だけなら別にいい。だが私が巻き込まれるのだ。
後ろにいる私がその刹那の遅れに引きずられ椅子取りに失敗するのだ。
なぜ貴様が、私の邪魔をする。




まあそんな感じになりますよね。
現代社会における唯一の戦争ですよね。


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