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『MOETERU計画』の中の人です。 伺かのゴースト達とホームページは今現在こちらに置いてあります http://uhk.blog.shinobi.jp/Date/20200308/1/
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SSの後書き

「ペットと奴隷は違うんです。」シリーズを読んでることを前提とした代物です。
ネタバレというかその辺の描写もだいぶ書いてます。

右下にあるリンクをクリックで開きます。













・書き始めた理由



さとりがもし「治す」としたら?という疑問。

覚っていうのは言うなりゃ精神のエキスパートみたいなものじゃないですか。
心理学者が追い求めてるものを平然とやってのけるんですよ。
(本人はたまったものじゃないでしょうが)


それだったらじゃあ「治す」っていうのも頑張ったらやれるのかな?とか。
「植えつける」は簡単でもそれは意外と出来ないんじゃないか、ってのが始まり。





最初は「お燐が来る前に人間に虐待されてたら」というコンセプトでした。
それを知ったさとりがどうにか、みたいな。
最初はさとりとお燐だけのつもりで話は進めてました。
前に書きましたが新刊のプロットのつもりだったので。
それでもって書き始めてたら妙に文章量だけ膨らむようになってきまして。



「猫の時に~」とかだと被りそう

だったら人型だったらよくね?

人型で「虐待」と来たらやっぱりそういう

そうなるとこれ産廃か夜伽行きじゃね?


という流れでまずは夜伽行きにいくことは確定。



ここから始まって「だったらいっそお空も?」になりました。
「捨てられた」ってのはそういうのがあってもいいよねみたいな。
悩み無いように見える子は相当悩んでるように見える症候群。

巻き込まれていたのはお空のほうだった。








・作品を振り返る


Twitterなみにぶつ切りで思いつき次第書いていきます。


序:


躊躇いました。「これやり始めたら絶対完結させなきゃならない」というのがありました。


内容が内容なので最悪、色々畳んで逃げようぐらいの事まで想定しました。
東方の世界はでかいから何が起こるか分からないですので。
どうにか受け入れてもらえてよかった。


リョナいシーンに関してはどこまでがセーフかでだいぶ迷いました。
でも書いてて楽しかったです。


「笑顔を貼り付けたお燐」「人形みたいな空」というビジョンだけは浮かんでました。
"お燐の愛想の良さ"と"お空の素直さ"を逆算していった、というか。
割と二次創作の影響は受けてるかも知れません。
そこからどう治そうかというのは少なくともお空に関しては考えてませんでした。


実は冒頭の伝書鳩は後で使う予定でした。
結局、没になってしまいましたが。

さとりの読心については完全な二次です。
ただ、いろんな事が出来てしまうとクラッシュしてしまうので制約をつけました。
でもだいぶ理にはかなってるんじゃないかとは思ってます。
"本編の弾幕を形として見れる"ということで映像は見れるのは確定。


「古明地さとり」というのは本文中でそれなりの説明がついてましたが、
まあ、本音としてはSの台詞言わせたかった的な。責めるさとり様見たかった、うん。


自分的お気に入りは指折りの辺り。
お互いに庇い合う姿なんて見たら背筋が痺れるよね。





燐:


これの9割は「序」の投稿前にほぼ出来てました。
まあ最終的にめっちゃ加筆しましたけど。
立場に怯えながら働く女の子はいいなあと改めて思いました。


適度にエロシーンを配置しながらも長くなりすぎない程度にまとめる。
目指したのはこれでした。


この辺までは心理がどうとかをうまいこと使いこなせてたと思います。


飴をあげるシーンを思いついた時は何かが降りてきた気がしました。
飴と鞭、というか自分で勝手に鞭を打ってしまってるから飴をたくさん、みたいな。


ゴミ漁りの流れは「食べ物の重要性」についての提起みたいなものはあります。
一貫して、というかお空編でもだいぶ出てきますが食べれないと働けないですし。
衣食住の食って相当だよね的に。
「悲惨さを出す」ってことではだいぶ成功したとは自負はしてます。


「部下に頭を下げられる上司」こそが良い上司だと思います。


「字のないはがき」とか覚えてる人いるんでしょうか


棒をくれて喜ぶのはエロゲの中だけです。


実はマッサージのシーンは最後の最後にねじこみました。
最初は「お昼寝しましょう」だけでした。


「いつも笑ってた子が、最後に泣く」




お燐のほうが比較的に軽度だったのは心構えの差でしょうね。
立ち向かう強さが結構あった。
「背負う」と「背負わされる」の差。


8、9だから7人 と推測出来た人はどれくらいいるだろうか。
実は「探しているのを6人」にして、謎を深めても良かったかなと今でも思ってます。






空:

語ることはめっちゃあります。


適度にエロを挟んだお燐編と対比で「最後にドンとエロを置く」予定だったんですが、
あまりに長くなると分かったため
結局、色んな箇所に配置することになりました。余計に長くなりました。
分割しようにも前編にエロが無いため結局は一挙公開という。


こんなに長くなるとは思いませんでした。
夜伽が使えない事態に陥ったのが最大の原因です。完全に初期設定でやりすぎた。

前半があまりに長くなりすぎていっそ「皆の罪を~」はバッサリしてしまおうかとか
考えたりもしました。しかしそれだと最後に押し寄せてこないのです。


燐編に比べるとだいぶさとりが右往左往してるのが分かりますね。
読みきれないとどうしても正解に近づけない。


書いてて思ったのは、まさかお空がこんなMになるとは思いませんでした
「全てを受け入れる」は伊達じゃない。



迷走したのも忘れられません。たぶん30KB程度は没にしました。



お燐は最初、階段落ちてそのまま退場の予定だったんですが
なだめすかすシーンが無いと永遠に不信で平行線になってしまうので割と苦肉でした。


問い詰めシーンは初期は
お空に目隠しをして「あなたの目を奪う事にした、それがイヤなら本当のことを」
もちろん本当に奪う気はなくて「言わないと一生困る事になる」みたいな流れでした。
ただ、これは間違いなくさとりに怯えることになる、となって没に。
これの没から迷走が始まったような気がします。


「悪い子」を問い詰めシーンで連呼してるのはお燐と対比で「良い子」「悪い子」にしたかったからです。
最終的にはその辺も消えていきましたが。
タイトルも最初は「/ 良い子」「/ 悪い子」の予定だったんです。
普通の子はさて誰でしょうね。


お空の光を集めて取り上げる、みたいなシーンは
本でちらっと読んだだけの代物をアレンジしたものなので実際に使えるのかは分かりません。
その本だと「魚が肉をついばむ絵を描かせて、悪い細胞を治す」とかそんなんでした。


「やる事は多い。」の辺りは自分の整理用。
複雑にしすぎて自分でも「どうすりゃいいんだ」と。


「お空が苦悩で自傷する」は入れたかった。
実は最初はこれは灼熱地獄じゃなくて「クリップで自分の身体を挟む」というものでした。
部屋で自傷してたのをさとり様がドア越しに聞いてひたすら苦悩の声を聞く、という。
結構な量書いてたのですが、結局は差し替えとなりました。


自分で心を辿らせるというのは精神科でもよくやるやり方です。
自傷に使うのかは分かりません。



灼熱地獄でエロシーンというのもありました。
触らせる辺りなんかはその名残です。
ただ、これをやると最後の燐空のシーンが完全に蛇足になってしまう。


「お燐にひどいことし続けた」の前半は実はお空の一人称で結構出来てるんですよね。
使いどころがなくなってダイジェストみたいになりました。


「欲しかったもの~」の辺りは自画自賛したい



実は「結」で使った
「私ね、あなた達が思うほど優しくて偉大な存在じゃないの。」
の辺りの文を締めにして読者を不安がらせることも考えついてたのですが
180KB読んでもらってそれは流石に、と留まりました。


「いつも泣いてた子が、最後に笑う」




結:


甘々?私にとっての甘々とはSMです、はい。
らぶらぶってなんですかね。


コーヒーの方に関しては、かなり賛否両論かなーとは思ってます。
ただ、「序」のあたりからすでに書き溜めてはいたのです。
一番最初のインタビュー?の辺りなんかは書き足しましたが。
こうなる未来はすでに決定してました。


『「植えつける」に関してはかなり自由自在』はここでがっつり表現出来たと思います。


人によってはさとりとお燐の会話内容のほうがコーヒーかも知れませんね。


オチは結構悩みました。
結局は、わりとありがちかも?変にひねってもねえと。



さとりはこの作品だとだいぶ聖母ですが、自分の作る薄い本だともうちょいSです。
ただし弁えることは出来ており泣き出しても突き落としはしない感じ。








というわけで思いつき次第書いたのがこのような感じです。



数多くのコメントや呟き、ご感想、本当にありがとうございました。
不安しきりでしたが「続き期待」と書かれたことは嬉しかったです。
皆様の言葉をいつもpomeraに入れて挫けそうな時にはそれらを見て元気付けられました。
それなりのペースで出来たのはこのような言葉があったからこそです。




では、これにて一度〆させていただきます。
また思いついたら何か書いていきます。


追記: 

08/02 1325

「灼熱地獄でのエロ」は実はコメを読んで思いついた。
「とろとろになる」で あ、そうだ、みたいな。


追記2:

08/21 1408

タイトルはふ、と浮かんだこの一文をそのままにつけました。
変にじっくり考えて無難にまとまるよりはいいと思いました。
多少にあらぬ誤解を招いた書き込みも見られましたがその辺はええ、お詫びします。
でもそっちの意味でもいずれ作ってみたいですよね。

---
Web拍手


8/1 18時


ありがとうございました


¥e
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無題
堂々の完結、お疲れさまでした。「いつも笑ってた子が、最後に泣く」「いつも泣いてた子が、最後に笑う」この言葉は心に響きますね・・・。本がでたら可能な限り購入させていただきます(笑)
この作品に会えて良かったです。ありがとうございました。
絶望を司る程度の能力 2013/08/02 (Fri) 21:51:29 編集
無題
>絶望を司る程度の能力さん

わざわざお越し頂きありがとうございます。
燐と空のこの対比は是非入れたかった。おかげでプロット調整に大変苦労しましたが、見合うものは出来たと思います。
本が出来るとしたらおそらくサンクリとかになるでしょうかね。
来れない人用に通販とかもするつもりです。
U・ハイカル 2013/08/03 (Sat) 18:35:46 編集
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誕生日:
1987/01/02
自己紹介:
「MOETERU計画」というサークル名でエロゲーを作成しています
総員1名です。
代表作は『ドミギャン』とかです。
https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/s/link/work/aid/Highkaru3/id/RJ270445.html
Twitter: http://twitter.com/#!/Highkaru
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